新型スズキ アルト
最新モデルの概要
販売開始年月日 | 2021年12月22日〜 |
メーカー | スズキ株式会社 |
車種名 | アルト |
車両型式 | 3BA-ZD8 |
ボディタイプ | 軽自動車 |
乗車定員 | 4人 |
世代 | 9代目 HA37S/97S型 |
関連リンク | 公式サイト|Wikipedia |
ライバル車 | ダイハツ:ミライース |
アルトとは
1979年から販売が開始された歴史ある車種で、初代はフロンテの商用版として販売されていました。
スズキ ワゴンRと並び、スズキを代表する一台です。
そして、2021年12月に9代目となるアルトが販売開始されます。
そして、9代目となる新型モデルは、歴代アルトの中で初のマイルドハイブリッド車がラインナップされ、ガソリン車とハイブリッド車の2種類から選ぶことができます。
9代目の販売は2021年12月22日からとなっています。
走りの良さが定評な、ターボエンジン搭載の「アルト ワークス」「RS」は2021年12月現在9代目アルトにはラインナップされていません。
今後の動向が気になります。
新型アルトの発表会にて。取締役専務役員 国内第一営業本部長の鈴木敏明氏は、アルトワークスについて「このアルトにつきましては、一番生活に密着したクルマでございますので、まずはそこからスタートさせていただく。マイルドハイブリッドでのモーターアシストがありますので、ターボはありませんけれども、かなり加速をアシストしてくれて、走りでも非常によい、きびきびしたものになっております。従ってワークスということにつきましては、今現在は考えておりませんけれども、まずはこのクルマをしっかり、お客さまに1台1台選んでいただけるように売っていきたい」と話しています。
略歴
初代アルトからの略称を表にまとめました。
世代 | 販売期間 | 型式 | パワートレイン |
初代 | 1979年 – 1984年 | SS30V/40V型 | 0.55L 水冷直列3気筒 2ストローク T5B型 4ストローク F5A型 |
2代目 | 1984年 – 1988年 | CA71V/72V / CC71V/72V型 | F5A型 DOHC 12V I/Cターボ EPI DOHC 12V EPI SOHC 6Vターボ EPI ベンチュリーキャブ シングルキャブ |
3代目 | 1988年 – 1994年 | CL11V/21V/22V/ CM11V/21V/22V/ CN11S/21S/CR22S/ CP11S/21S/CS22S型 | ・前期型 0.55L 直列3気筒 F5B型 SOHC 6V SOHC 12V DOHC SOHC ICターボ DOHC ICターボ ・後期型 0.66L 直列3気筒 F6A型 SOHC 6V SOHC 12V SOHC ICターボ DOHC ICターボ |
4代目 | 1994年 – 1998年 | HA11S/21S/HB11S/ 21S/HC11V/HD11V型 | ・F6A型 0.66L 直列3気筒 SOHC SOHC ICターボ ・K6A型 0.66L 直列3気筒 DOHC ICターボ |
5代目 | 1998年 – 2004年 1998年 – 2005年 | HA12S/22S/23S型 12V/23V型 | F6A型 0.66L 直列3気筒 SOHC 6V SOHC 12V DOHC SOHC ICターボ DOHC ICターボ |
6代目 | 2004年 – 2009年 | HA24S/24V型 | K6A型 0.66L 直列3気筒 DOHC |
7代目 | 2009年 – 2014年 | HA25S/25V/35S型 | アルト/アルトバン: K6A型 0.66L 直列3気筒 DOHC VVT アルトエコ: R06A型 0.66L 直列3気筒 DOHC 吸排気VVT |
8代目 | 2014年 – 2021年 | HA36S/HA36V型 | アルト:R06A型 658c 直列3気筒DOHC アルト ターボRS、アルト ワークス: R06A型 658cc 直列3気筒DOHCターボ |
9代目 | 2021年〜 | HA37S/97S型 | 0.66L 直列3気筒 DOHC R06A型 R06D型 吸排気VVT WA05C型:直流同期電動機 (マイルドハイブリッド車のみ) |
アルトのグレードと価格
2021(令和3)年12月 発売モデルのグレードと価格情報です。
グレード | 型式 | 排気量(cc) | トランスミッション | 駆動方式 | 定員(人) | 価格(円) |
ハイブリッドS | 5AA-HA97S | 657 | CVT | FF | 4 | 1,097,800 |
ハイブリッドS (LEDヘッドランプ装着車) | 5AA-HA97S | 657 | CVT | FF | 4 | 1,155,000 |
ハイブリッドS | 5AA-HA97S | 657 | CVT | フルタイム4WD | 4 | 1,228,700 |
ハイブリッドX | 5AA-HA97S | 657 | CVT | FF | 4 | 1,259,500 |
ハイブリッドS (LEDヘッドランプ装着車) | 5AA-HA97S | 657 | CVT | フルタイム4WD | 4 | 1,285,900 |
ハイブリッドX (全方位モニター用カメラ パッケージ装着車) | 5AA-HA97S | 657 | CVT | FF | 4 | 1,338,700 |
ハイブリッドX (全方位モニター付ディスプレイ オーディオ装着車) | 5AA-HA97S | 657 | CVT | FF | 4 | 1,371,700 |
ハイブリッドX | 5AA-HA97S | 657 | CVT | フルタイム4WD | 4 | 1,379,400 |
ハイブリッドX (全方位モニター用カメラ パッケージ装着車) | 5AA-HA97S | 657 | CVT | フルタイム4WD | 4 | 1,458,600 |
ハイブリッドX (全方位モニター付ディスプレイオーディオ装着車) | 5AA-HA97S | 657 | CVT | フルタイム4WD | 4 | 1,491,600 |
A | 3BA-HA37S | 658 | CVT | FF | 4 | 943,800 |
L | 3BA-HA37S | 658 | CVT | FF | 4 | 998,800 |
A | 3BA-HA37S | 658 | CVT | フルタイム4WD | 4 | 1,075,800 |
L | 3BA-HA37S | 658 | CVT | フルタイム4WD | 4 | 1,129,700 |
L(アップグレードパッケージ装着車) | 3BA-HA37S | 658 | CVT | FF | 4 | 1,130,800 |
L(アップグレードパッケージ装着車) | 3BA-HA37S | 658 | CVT | フルタイム4WD | 4 | 1,261,700 |
エンジンスペック
パワートレインはガソリンモデルと、マイルドハイブリッドの2種類です。
ガソリン車は、エンジン型式 R06Aの658cc 直列3気筒DOHC12バルブを搭載し、エンジンスペックは高出力 46ps(34kW)/6500rpm、最大トルク 5.6kg・m(55N・m)/4000rpmとなります。
マイルドハイブリッド車は、エンジン型式R06Dの657cc 直列3気筒DOHC12バルブ プラス モーターとなり、最高出力 49ps(36kW)/6500rpm、最大トルク 5.9kg・m(58N・m)/5000rpmです。
新車の値引き
アルトの値引き額は、車両本体から3万円前後でオプションをつけて10万円前後が目標です。
まだ発売開始から日数も経っていなく値引きは非常に渋い状況です、。
近隣の同系列ディーラーで競合させたり、競合車で相見積もりをとるのも良いでしょう。
競合車に当たるのは昔からのライバル車「ミライース」になるでしょう。
アルトの納期
気になる、新型アルトの納期は、2021年12月現在ディーラーなどに発注を入れてから1〜3ヶ月ほどで納車となるようです。
そこから、工場→ディーラーへと運ばれナンバー取得が行われます。
ディーラーオプションやコーティングなどを依頼している場合は、さらに作業が入るため納車まで少し時間が伸びます。
仮に2021年12月に発注した場合、納車は来年2022年2月、3月ごろになるでしょう。
コロナウィルスの状況によっては更に納車が先送りされる可能性もあります。
アルトの燃費
カタログ上では、グレードによって異なりますが23.5km/L〜27.km/Lです。
WLTCモードの結果なので市街地、郊外、高速を走った時も含まれています。
実際の実燃費だと、街乗りで20〜25km/L前後となるでしょう。
これは運転の仕方や路面状況などによって変わるので、あくまで参考程度です。