旧車に特化した買取サービス「旧車王」を運営するカレント自動車株式会社は旧車に興味がある層に対して、復活してほしい車種に関するアンケートを2023年1月19日〜29日の間で実施し、その調査結果が発表された。
映えある1位になったのは?
販売終了から数十年経った車種でも、国内だけでなく海外でも人気のある車種がある。今回の調査は旧車に興味がある男女208名にインターネットを通して調査が行われた。調査内容は、すでに販売終了しているが復活してほしい車種とその理由についてだ。
1位:マツダ RX-7 87票
2位:日産 スカイラインGT-R 47票
2位:日産 シルビア 47票
4位:ホンダ S2000 39票
5位:スバル 360 38票
6位:トヨタ AE86 37票
6位:トヨタ MR2 37票
7位:日産 180SX 29票
7位:三菱 ランサーエボリューション 29票
8位:スズキ カプチーノ 27票
同率位を含むトップ10の結果はこの通りだ。大差を付けて1位に輝いたのは、マツダのロータリーエンジン搭載車「RX−7」という結果になった。
RX-7 FD3Sの販売終了から20年が経つが、ロータリーエンジンファンやスポーツカーが好きな層から人気が高い。
中古車相場も程度の良い限定車ともなると1,000万円を越えるプレミアカーになっている。
2位以下を見てみると、日産スカイラインGT―Rやシルビア、ホンダS2000とスポーツカーの復活を望む声が多い。
復活を望む理由
全体の37.4%を占めたのが「デザインが好きだから」27.9%「運転が楽しいから」15.3%「エンジンが好きだから」7.9%「憧れの車だった」5.8%「イジりがいがあるから」5.8%「その他」という結果だった。
保安基準や環境基準によって現代の車には見られないリトラクタブルヘッドライトややる気にさせてくれるエンジン音や排気音、カッコよく低い車体が理由に並んだ。
各メーカーも旧車で人気のあった車種の復活をしたり、販売が予想されていたりするものもある。全く同じ車種とはいかないが、コンセプトを引き続き現代に合った車が復刻されるのを期待したい。
旧車が一堂に会する2023年度イベント情報
イベントでは旧車好きが全国各地から集まり、多くの車両を一気に見られるチャンスがある。2023年度に開催予定の旧車イベントをまとめた。
1月
松本あめ市旧車祭
2023年1月8日に長野県松本市にて開催、松本市大名町通り歩行者天国に旧車や名車が約50台展示される。
13th NewYearMiniMeeting
2023年1月8日に京都市の嵐山・高雄パークウェイ 菖蒲谷池大駐車場にて開催。クラシックミニの新年イベントでケータリングやフリーマーケットも同時開催される。
2023年ニューイヤークラシックカーミーティング
2023年1月8日に埼玉県羽生市のキャッセ羽生芝生広場にて開催。トヨタの初代「コロナマークII」や日野「コンテッサ」、トヨタ「パブリカ」などの名車が集う。
第10回 淡路ノスタルジックカーミーティング
2023年1月22日に兵庫県淡路市の淡路ハイウェイオアシス(南側駐車場)にて開催された。天気にも恵まれ過去最大台数が集まった。
2月
蓮華院誕生寺奥之院クラシックカーフェスティバル2023
2023年2月12日に熊本県玉名市の蓮華院誕生寺奥之院境内にて開催される。広大な境内に、国内外の旧車や名車、クラシックカーが大集結する。