トヨタ自動車から販売されている、ランドクルーザー。リセールバリューが非常に高く人気が高い車種です。新型モデルでもあるランクル300の発表が2021年6月10日に行われ販売開始が近づいてきています。大型のクロスカントリー車で本格的なオフロード走行まで楽しめちゃいます。初代モデルは1951年まで遡ります。そんな、トヨタを代表するランドクルーザーについてご紹介します。
ランドクルーザーの歴史
約70年もの間、同一車種名で継続販売が行われている長い歴史あるモデルです。
初代から現行モデルまでの時系列をおさらいしておきましょう。
型式 | 販売年 | |
初代 | BJ/EJ型 | 1951〜1955 |
2代目 | 20系 | 1955〜1960 |
3代目 | 40系 | 1960〜1984 |
4代目 | 50系 | 1967〜1980 |
5代目 | 60系 | 1980〜1990 |
6代目 | 70系 | 1984〜2004 2014〜2015(販売30周年記念復活モデル) |
7代目 | 80系 | 1989〜1997 |
8代目 | 100系 | 1998〜2007 |
9代目 | 200系 | 2007〜2021 |
そして300系へ・・・
販売開始時期は2021年8月が予定されていますが、ディーラーでは既に見積書の作成が開始されています。
人気が非常に高い車種なので、販売開始と同時に注文が多数入り納期が掛かる予想です。
グレード展開と価格
気になる展開されるグレードと価格は、ガソリンモデルで5グレード。搭載されるエンジンは、V型6気筒ツインターボエンジンです。
- GX 510万円
- AX 550万円
- VX 630万円
- ZX 730万円
- GRスポーツ 770万円
ディーゼルモデルは、100系から14年ぶりに復活し2グレード展開です。
- ZX 760万円
- GRスポーツ 800万円
最先端技術
新型モデルの開発の狙いは、以下の通りです。
・ランドクルーザーの本質である「信頼性・耐久性・悪路走破性」は、進化させつつ継承する
・世界中のどんな道でも運転しやすく、疲れにくい走りを実現する
今までの伝統を守り、より高いポテンシャルを持つことが示されています。ではどのようにして、それを実現するのでしょうか?
新プラットフォーム
新GA-Fプラットフォームを採用することにより、軽量化をしつつ高剛性で高耐久を持たせることに成功しています。
また、ランクルの悪路走破性能の高さをより向上するため以下の開発がされました。
・サスペンションの基本性能(ホイールアーティキュレーション : タイヤの浮きづらさ)向上
・E-KDSS(Electronic Kinetic Dynamic Suspension System)の採用による接地性向上
・ドライバー視点で障害物を直感的に可視化できるマルチテレインモニターの採用
・走行路面を判定し、自動でモード選択するマルチテレインセレクトの採用
新型エンジン、ミッション
ランクル200に採用れされいた、V型8気筒から新開発のV型6気筒エンジン、トラスミッションも新開発10速のATが搭載されます。
排気量(cc) | 種類 | トランスミッション | 最高出力 (kW[PS]) | 最大トルク (N・m) | |
ガソリンモデル | 3500 | V型6気筒ツインターボ | 10速 AT | 305[415] | 650 |
ディーゼルモデル | 3500 | V型6気筒ツインターボ | 10速 AT | 227[309] | 700 |
販売開始から注文殺到が予想される
リセールバリューが非常に高い、ランドクルーザーは新型300系に関してもその兆候があります。
販売開始から、数ヶ月の間は納期がかかる予想です。
早く、納車し乗りたい方は既にディーラーでは新型モデルの見積作成もされていますので前もって見積作成をし最短発注を希望しておきましょう。