トヨタ自動車とスバルより発表された、新型GR86の販売情報。スポーツカーの新規登場は嬉しい限りです。新型GR86&BRZとはどんな車になるのでしょうか??
86、BRZの歴史
名車でもあるAE86を由来とし新たに誕生したのが、86(ハチロク)です。トヨタ自動車とスバルが共同開発し、トヨタが86・スバルはBRZという車種名で販売されています。
初代86は、ZN6型として2012年2月2日に発表、2012年4月6日より販売が開始されました。
トヨタではMR-S依頼のスポーツカーで大変注目を浴びました。
そして、この後誕生する新型モデルはZN8型として2代目となり、名称が“86”から“GR86”となります。
新型GR86&BRZ
初披露は2021年4月5日、今日では希少な存在となったFR(後輪駆動)のスポーツカー。そんな車種がモデルチェンジをし代が引き継がれていくのは車好きとしても嬉しいことです。
ここからは、新型GR86について詳しくご紹介していきます。
カッコいい外観
ボディーサイズは先代と大きく変わりませんが、見た目は大きく変わりました。
ロングノーズ、ショートデッキから感じるいかにもスポーツカーと言える外観はとてもかっこいいです。
また、新型モデルのデザイン主体はトヨタからスバルへと移行しました。
カスタムベースとしても人気が高い86、BRZは個性的なカスタマイズが登場するのも楽しみです。
新型エンジン2.4L
新型モデルに搭載されるエンジンは2000ccから2400ccへ排気量が大きくなります。もちろん搭載されるエンジン種類は自然吸気の水平対抗4気筒です。
エンジンスペック新旧比較
最高出力は173kW(235PS)/7,000rpm(先代:152kW(207PS)/7,000rpm)
最大トルクは250Nm(25.5kgm・f)/3,700rpm(先代:212Nm(21.6kgm・f)/6,400~6,800rpm)
大きな違いは、最大トルクにあります。先代と比べ最大トルク発生回転数が3000rpmも低いのが分かります。それだけ、低回転域からぐいぐいと引っ張ってくれる特性があるエンジンです。
公表されている0−100km/hの加速性能は、先代7.4秒から6.3秒まで縮まっています。
通常エンジン排気量を大きくして馬力をだすとなると重量やサイズが大きくなりがちですが、ほぼ変わらないと発表されました。
しかし、駆動系は大きくなった馬力とトルクに耐えれるよう耐久性が向上されると共に重量増となっています。
販売開始日、価格は?!
一番気になるのは販売価格価格です・・・現行モデルから一気に値上がってしまうと販売台数が低迷してしまいます。そうなってしまうと86の継続したモデルチェンジが難しくなってしまいます。
予想される販売価格は300万円〜となっていますが、色々とオプションを付けたり、グレードによってはもっと高くなってしまう可能性もありますね。
そして、販売開始は2021年11月が予定されています。