ホンダ新型「フィット」発表! 400万円超えの“スポーティ顔”! RSじゃない「ハイブリッドモデル」南ア登場に反響も
ホンダは、人気のコンパクトカー「フィット」の新型を南アフリカで発表した。日本で2023年に発売されたものと同じく、新開発のプラットフォームを採用しており、デザインや装備もほぼ同一だ。しかし、南アフリカでは、ハイブリッドのみの展開となる。
ハイブリッドモデルは、日本では「e:HEV」と呼ばれるシステムを搭載しており、1.5リットルのガソリンエンジンと2つのモーターで駆動する。このシステムは、燃費や静粛性に優れており、日本では「フィット」の主力グレードとなっている。しかし、南アフリカでは、このシステムを搭載した「フィット」は「スポーティ顔」として売り出されており、外観には専用のフロントグリルやバンパー、18インチのアルミホイールなどが装着されている。また、内装にはレザーシートやパドルシフトなどが備わっており、高級感を演出している。
このハイブリッドモデルの価格は、南アフリカの通貨で約59万ランドとなっており、日本円に換算すると約400万円に相当する。これは、日本でのハイブリッドモデルの最上級グレード「e:HEV Luxe」の価格(約240万円)の約1.7倍という高額なものだ。
この価格設定には、南アフリカの自動車市場の特徴や税制などが影響していると考えられるが、日本のユーザーからは「高すぎる」「RSじゃないのに?」などの声が上がっている。
ダイハツ「ミラ イース」など軽自動車10車種 生産再開
ダイハツ工業は、認証不正問題により出荷停止となっていた軽自動車10車種について、国土交通省の立会試験で基準適合が確認されたと発表した。
これにより、出荷停止の指示が解除され2024年2月26日から生産が再開されるようだ。
ダイハツ工業は、お客様や関係者に深くお詫びし、安全・品質を最優先として、一日でも早くお届けできるよう努めると述べた。
車種名 | ブランド | 区分 | |
---|---|---|---|
1 | ミラ イース | ダイハツ | 軽乗用車 |
2 | ピクシス エポック | トヨタ | |
3 | プレオ プラス | SUBARU | |
4 | ハイゼット カーゴ※ | ダイハツ | 軽商用車 (バン) |
5 | アトレー※ | ダイハツ | |
6 | ピクシス バン | トヨタ | |
7 | サンバー(バン) | SUBARU | |
8 | ハイゼット トラック | ダイハツ | 軽商用車 (トラック) |
9 | ピクシス トラック | トヨタ | |
10 | サンバー トラック | SUBARU |
ホンダが新型CR-VのFCEV(燃料電池車)を世界初公開へ
ホンダは、2024年2月28日から東京ビッグサイトで開催される「第21回 SMART ENERGY WEEK 春」で、新型CR-VのFCEV(燃料電池車)の量産モデルを世界初公開すると発表した。
北米で販売されているCR-Vがベースで、GMとの共同開発による燃料電池システムが搭載されている。燃料電池システムは、コストを3分の1にしながら、耐久性は2倍に引き上げられ、耐低温性も大幅に向上しているという。また、プラグイン機能により、家庭で充電できるEVの利便性も兼ね備えている。
2024年度中に日米で発売が予定され、今後の動向に注目したい。
ホンダは、2050年にホンダが関わるすべての製品と企業活動を通じて、カーボンニュートラル実現を掲げている。そのために、「カーボンニュートラル」「クリーンエネルギー」「リソースサーキュレーション」の3つを柱に推進している。
その中でも、カーボンニュートラルの実現に向けて、電動モビリティとエネルギーサービスをつなぎ「自由な移動の提供」と「再生可能エネルギーの利用拡大」に貢献する「Honda eMaaS(イーマース)」コンセプトを掲げている。
新型CR-VのFCEVは、このコンセプトの一環として開発されたモデルである。
短時間の燃料充填で長距離を走行できるFCEVの美点に加え、プラグイン機能により、家庭で充電できるEVの利便性も兼ね備えている。これにより、ユーザーは自分のライフスタイルに合わせて、環境にやさしい移動を選択できる。
ホンダは、このモデルを通じて、カーボンニュートラル社会の実現に貢献するとともに、ユーザーに新しい価値を提供するとしている。
スズキ、軽四輪駆動車「ジムニー」、小型四輪駆動車「ジムニーシエラ」に一部改良
スズキは、軽四輪駆動車「ジムニー」、小型四輪駆動車「ジムニーシエラ」について、法規対応に伴う一部仕様変更を実施し、4月11日より発売すると発表した。また、仕様変更や原材料価格の高騰などに伴い、メーカー希望小売価格を改定するとした。
ジムニーは、1970年に初代モデルが登場して以来、50年以上にわたって愛されているスズキの代表的な四輪駆動車である。
現行モデルは、2018年に登場した4代目で、ボディサイズは、全長3,480mm×全幅1,475mm×全高1,725mm。エンジンは、最高出力64馬力、最大トルク96Nmを発揮する直列3気筒の0.66リッターターボエンジンである。
ジムニーシエラは、ジムニーの海外仕様として1981年に登場し、日本では1998年から販売されている。
ボディサイズは、全長3,550mm×全幅1,645mm×全高1,730mm。エンジンは、最高出力102馬力、最大トルク130Nmを発揮する直列4気筒の1.5リッターエンジンである。
ジムニーは、車両前方の歩行者の頭部への衝突時の衝撃を低減するためのエネルギー吸収構造を追加し、フロントグリルのデザインを変更した。また、ボディカラーには、新色の「アイボリー」を追加した。
ジムニーシエラには、車両前方の歩行者の頭部への衝突時の衝撃を低減するためのエネルギー吸収構造を追加し、フロントバンパーのデザインを変更した。また、ボディカラーには、新色の「ブルーイッシュブラックパールメタリック」を追加した。
今回の一部改良により、安全性能を向上させたとともに、新たなボディカラーで魅力を高められた。
また、仕様変更や原材料価格の高騰などに伴い、メーカー希望小売価格を改定し、ジムニーは1,650,000円から1,870,000円に、ジムニーシエラは2,050,000円から2,270,000円になる。