ハローキティがラッピングされたバスが都営バスに誕生!

2023年1月25日に次世代バイオ燃料「サステオ」を燃料とする都営バス出発式が東京都庁で行われた。

ハローキティやマイメロディ、リトルツインスターズ、シナモロールなどのキャラクターを展開する株式会社サンリオの中で、SDGs応援活動を行なっている「ハローキティ」が登場した。

出典:https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/

ハローキティのラッピングバス

東京都が「減らす・創る・蓄める」の頭文字を取ったHTTを推進するとともに、ゼロエミッション東京に向けた取り組みを行なっている。その中で、新しい次世代バイオ燃料「サステオ」を使用した都営バスが運行する。

都営バスでは、小滝橋自動車営業所所有の58台がバイオ燃料で運行している。その内の5台にハローキティのラッピング車両が2023年1月25日〜3月31日まで走行する。

運行ルートは、高田馬場と上野公園を結ぶルートや新宿と都庁を循環するルートなど小滝橋自動車営業所管内の7路線を予定している。バイオ燃料を使用したバスは約1ヶ月程度の走行予定だが、ハローキティデザインを施したラッピングバスは約2ヶ月程度の走行予定だ。

ハローキティは、世界中の人たちが平和で仲良くできることを願い、公式YouTubeチャンネル「HELLO KITTY CHANNEL(ハローキティチャンネル)」にて、SDGsを応援する動画を出している。2019年9月からは活動の場を世界に広げ、国連との協働企画「#HelloGlobalGoals」をスタートし積極的にSDGsを紹介しています。

次世代バイオ燃料「サステオ」

バイオマス(生物資源)を原料とする。都営バスのエンジン仕様変更を行わずとも使用可能な次世代バイオディーゼル燃料だ。

燃焼時に二酸化炭素を放出するが、原料のバイオマスが成長過程で光合成をし二酸化炭素を吸収するので排出と吸収でプラスマイナスゼロになるという。

原料には、使用済み食用油や微細藻類ユーグレナから抽出した油などが使用される。

タイトルとURLをコピーしました