スポーツカーを世に送り出し続けている、ロータス。そのロータスからエンジンを後ろに搭載する、ミッドシップスポーツカー「エミーラ」が発表されました!どんなスペックを持った車種になるのでしょうか?
ロータス エミーラー
ロータスが2028年に80周年を迎えるにあたり、計画されている戦略の中にある「Vision80」の下で開発されたスポーツカーです。
まだ全ての全貌は明らかにされていませんが、スッパーカーと言っても過言では無いスペック、見た目を持っています。
搭載されるエンジンは2種類。トヨタ自動車製の3500ccスーパーチャージャーV型6気筒と、今回初めてタッグを組んだAMGとの共同開発による2000ccターボチャージャー 直列4気筒です。
現在公開されているエンジンスペックは、360~400hp / 365~405ps、0-100km/hは4.5秒未満で駆け抜ける予定と発表されています。
ロータスの軽量アルミシャーシーを採用し、車両重量は目標値ですが1405kgとされており、ハイスペックエンジンと組み合わされ驚くべき加速性能が味わえそうです。
ヴィークル アトリビューツのディレクターであるギャヴァン・カーショウによると、「2.0リッターは、パドルシフトと運転モードを備えたAMGの評価の高いDCTと組み合わされた世界で最も強力な直列4気筒ユニットです。 最先端のテクノロジーのおかげで高性能かつ、非常に効率的であり、低排出量と線形性能を提供します。 それに加えて、経験豊富なヘセルのエンジニアによって社内で調整され、その独特のロータス体験をお届けします。エミーラは最近のロータスロードカーよりもトレッドを広く取り、安定性を高め、並外れた路面保持と非常に低い重心の感覚を提供します。 これは、エリーゼ、エキシージ、エヴォーラのDNAに基づいて構築された真のロータススポーツカーです」と語っています。
発売開始は?価格は?
公式発表によると、2022年の春頃から開始され、ロータス伝統のV6エンジンが搭載された限定モデル「ファーストエディション」から販売が開始されるようです。
2021年7月12日現在、日本での販売価格は未定となっています。
Lotus Emira : 主要諸元
ボディーサイズ 4,412mm(全長)/ 1,895mm(全幅)/ 1,225mm(全高)/ 2,575mm(ホイールベース)
エンジン 2.0-litre in-line four-cylinder / 3.5-litre V6
トランスミッション V6:マニュアル / オートマチック i4:DCT
最高出力 360-400hp(365-405ps)
最大トルク 430Nm(43.8kgm)
0-100km / h加速 4.5秒以下
最高速度 290km / h
CO2 排出 180g / km以下
車両重量(EU DIN kerb weight) 1,405kg(目標値)
コネクティビティ―とインフォテインメント 10.25インチタッチスクリーン / ナビゲーション(一部地域除く)/ Apple CarPlay / Android Auto / KEF Uni-Q プレミアムオーディオシステム
主要テクノロジーと機能 キーレスゴー / クルーズコントロール / 雨感知ワイパー / 電動格納式ミラー / 電動シート / LED式エクステリアライト / アダプティブクルーズコントロール / 衝突防止システム / 疲労感知アラーム / 道路標識情報 / 車速リミッター / 車線逸脱警告 / 後退時安全確認警告機能 / レーンチェンジアシスト